第9号 2006.12.15



あっという間に、12月も半ばになりました。
11月から今日まで輪島と東京を行ったり来たりと、これまでにないようなくらい移動をしています。この動きが良い形でつながるようにしたいものです。

東京の冬の夜はライトアップされていて綺麗な街が多いですね。
輪島ではライトアップはありませんが、自宅近くの海に出てみると、星が綺麗です。
なにか、漆の希望が遠くに輝いているようで。。。
産地を背景にしている人間がもう少し頑張らなくては!と気合いを入れています。

今回は、石川の工芸展に続いて日本橋三越での催物のご案内です。
今年初めて輪島キリモトが「輪島展」に出展することになりました。

輪島キリモト・桐本木工所 桐本泰一


「輪島展」

●会期 2006年12月19日(火)~25日(月) 10:00〜19:30
●会場 日本橋三越本店・本館7階 催物会場
    〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
    tel: 03-3274-8533(J・スピリッツ直通)
「輪島展」は、日本橋三越が主催する最も大きな漆の展示会です。今年、輪島キリモトは初めて出展する事になりました。今回の「輪島展」のテーマは〈吉祥文様〉。従来の輪島塗とはひと味違う、オリジナルの蒔絵を施した、輪島キリモトが描く吉祥文様を発表いたします。
通常店頭には並ばない「ハレのうつわ」をこの機会に是非ご高覧ください。


○「輪島塗雲鶴模様煮物椀」 直径131×高さ120mm
  税込価格126,000円(本体価格120,000円)

○「輪島塗雲鶴模様汁碗」/直径119×高さ105mm
  税込価格115,500円(本体価格110,000円)

木目を生かした銀彩蒔絵を施した蓋のおもてを月に見立て、うっすらかかる雲模様を描きました。月にかかる雲の切れ間を表した蓋のうらがわには、翔び立つ鶴の姿を表現し、来福の「雲鶴模様」をモダンなバランスを意識して創りました。蓋のみに蒔絵を施してありますので、本体は黒塗りのままです。本体は、蓋なしの普段使いのお椀として使うこともできます。

○他、出展作品
 ジュエリーボックス、銀彩蒔絵シリーズ(四方片口/酒杯/つまみ重)、蒔絵杯、漆の重ね箱   


■桐本泰一は、会期中は終日会場にいる予定です。



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