いつものうるし通信 第144号
2016.10.31

●横浜髙島屋「木と漆 ぬくもりのうつわ 」のご案内
●cotogoto「ワークショップ:うるしの話とスプーンづくり」のご案内
●ナチュラル&ハーモニック プランツ「秋の食卓を彩る漆展」のご案内
●輪島キリモト・桐本泰一の徒然日記


木と漆 ぬくもりのうつわ


横浜髙島屋
木と漆 ぬくもりのうつわ
2016年11月2日(水)〜8日(火)
10:00-20:00 ※最終日は17:00まで


会  場:横浜髙島屋7階 特選和食器/横浜市西区南幸1丁目6番31号
お問合せ:045-311-5111
桐本泰一在店日:3日、6日(終日)、7日(午前中のみ)
上記以外は輪島キリモトスタッフが在店いたします。


ふだんの暮らしの中で、永く気持ちよく使ってもらえるようにと想いながら、輪島漆器産地内で受け継がれてきた素材や技術を用いて製作を続けています。 
これからの季節に活躍する器や、独自の漆仕上げを施した家具をご紹介いたします。



大治将典の8つの産地仕事展cotogoto「大治将典の8つの産地仕事展」 
2016年11月3日(木・祝)〜15日(火) 11:00-20:00 
手工芸デザイナー・大治将典さんが手がけられた、8つのブランドのもの達を一堂に集めたイベントです。輪島キリモトでは、レンゲやあすなろシリーズ、日持ち箱などを出品いたします。

■ワークショップ:うるしの話とスプーンづくり 
開催日時:11月5日(土) ①12:00-14:00 ②16:00-18:00 
定 員 :各回最大7名 
開催場所:cotogoto店内 


秋の食卓を彩る漆展ナチュラル&ハーモニック プランツ 
「秋の食卓を彩る漆展」
2016年11月11日(金)〜21日(月) 10:00-21:00
漆の柔らかな感触、器から伝わってくる食べ物の温かさが心地良い季節。普段使いの汁椀や箸、傷のつきにくいマグカップ、お皿としても使えるトレーなど、輪島キリモトならではのアイテムをご紹介いたします。
■イベント:自然栽培×漆器 
開催日時:11月20日(日)18:00-20:30 
開催場所:レストラン&カフェ コア 
主催者 :河名慎平/桐本瑛生 




輪島キリモト 桐本泰一の徒然日記
2016年10月20日 能登のおいしい秋

秋、能登地方は夏から初秋にかけてのキリコ祭りが終わり、「キノコ」の季節に!
それももう終わりなのですが、今年は豊作だったようで、いろいろなキノコをいただききました。「しばたけ」「いっぽんしめじ」「ごさかぶり」「白マツタケ(サマツ)」「香茸」「このみたけ」、、、「松茸」はなかったですね、、、。
今の私は「食べるだけ」ですが、小学校の頃は、祖母、伯母、叔父たちに連れられて、一日中山の中を歩きました。能登半島の山は低くて浅いので、入りやすいのでしょうね。降雨水量も多く、湿度も高いのでキノコが沢山出来るのかな。そんな多湿な気候だからこそ、漆器の製作にも適しているのです。


一年中種類豊富な魚貝類だけではなく、春は山菜、秋はキノコ。
冬に入ると、キジやヤマドリなどの鍋。
日本海側最大の半島・能登には、いろいろなおいしさが凝縮しています。

また先週は、某長寿番組の取材を受けました。漆器だけではなく、輪島市内のこと、さらには能登町や珠洲市も収録したいとのことでしたので、輪島市担当者さんにも力を借りて、いろいろな風景、能登人をご紹介しました。どこまでが編集、放映されるかは不明ですが、能登半島には、撮影して欲しい要素がたくさんあることを実感しました。単独要素では限界がありますから、それぞれの地域、分野がもっと連携していけたら、より密度が高まり、発信力を増すことになります。こういった取材などをきっかけにして、次世代をも意識した繋がりを広げていきたいと思いました。

能登は秋も冬も魅力が満載です。ぜひ来て下さいね。

このみたけ▲このみたけ千枚田・LEDライトアップ▲千枚田・LEDライトアップ



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