第20号 2007.09.19
9月中盤に入ってのこの暑さ。
体の調子が狂いますね。
今週の日曜日、丸一日自宅で休養していました。
月曜日は、祝日なので工房は休みでしたが、これからご紹介する企画展の準備をしました。汗をだらだら流しながら、工房一階で漆家具、漆パネルなどのチェック、包装をおこないました。目がくらくらするくらいに暑かったのですが、その日の夜は、ゆっくり湯船につかり、早めに休みました。疲れてはいますが、結構血液が循環しているなあと実感しています。お腹のすき具合もいい感じ。
体を動かすこと大切ですね。
さて、富山の家具屋さん、米三本店での個展のお知らせをいたします。
建築内装を意識した漆家具、漆パネルの総合企画は、北陸では初めてです。
近県のみなさま、ぜひご覧ください。
輪島キリモト・桐本木工所 桐本泰一
桐本泰一「うるしの間」展
●会期 2007年9月21日(金)〜30日(日)10:30〜19:00 ※26日(水)定休日
●会場 米三 本店2階
〒930-0044 富山県富山市中央通り1-5-10
tel:076-424-3231(代)
「提案します、漆の内装材」
木を素地として使い、漆を塗る漆器づくりは環境に優しい無公害なもの作り。漆は、器だけでなく家具や建築造作にも漆は広く使われてきました。しかし、「扱いが面倒」「かぶれるのでは?」「価格が高い」など欠点や間違った情報ばかりが強調されており、本物の漆の良さがまだ充分に伝わっていないと感じています。
インテリアへの展開、表現の幅広さなどを広くご覧頂きたいと思います。展示品は拭き漆のフローリング、その周りの壁面にうるしのパネルを配置しております。漆と麻布、和紙、地の粉(珪藻土を焼成粉末)等、天然異素材をかけ合わせることで様々な表情を創り出しました。
新築・新装はもちろんのこと、漆を使ったリフォーム、漆を使ったオーダー家具等のご相談、ご質問にお答えいたします。素材としての本物の漆の価値を是非ご体感ください。
■桐本泰一在店日:9月21日(金)、22日(土)