第23号 2007.10.04
今回は、10月2日(火)~開催しております「ギャラリーわいち展」詳細についてのご案内です。作り手の個性豊かな作品が並んでいます。出品作品の内容を簡単にですがご紹介いたします。
ギャラリーわいちは自由な発想で漆の表現を発表する場として、2000年3月にオープンしました。約100年前の商家をメンバーで改装し、輪島在住の椀木地師・木地屋3名、塗師2名、蒔絵師3名、デザイナー1名の計9名で運営しています。
輪島で運営メンバー一同が揃って関東に出展する企画は初めてです。
昨年亡くなられた鵜島啓二さんの遺作も展示いたします。
ぜひご来場ください。
輪島キリモト・桐本木工所 桐本泰一
~ うるしはともだち ~ ギャラリーわいち展
●会期 2007年10月2日(火)~10月8日(月・祝)10:00~20:00 ※8日のみ19:30閉店
●会場 日本橋三越・本館5F J・スピリッツ
東京都中央区日本橋室町1-4-1
tel:03-3274-8533(直通)
○出品者・主な出品作品
四十沢宏治(木地屋)
指物木地からNCルーターを駆使した複雑な形状の木地づくりまでを行う木地屋です。楕円のお重は和でも洋でもどちらでも使えます!楕円の重箱・ケヤキのくりぬき文庫・銀彩のボールなど
赤木明登(塗師)
内側は上塗り仕上げ、外側が和紙貼り仕上げのシャープなデザイン。手に取った瞬間、その軽さにも驚かされます。和紙貼りシリーズ(三つ椀・手まり椀・筒椀・パン皿など)
鵜島啓二(塗師・遺作)
力強い塗りが特徴で、とても丈夫な仕上げです。遺作で数が少ないですので、とても貴重です。合鹿椀、サラダ鉢、片口、ぐい呑み、大椀など
小田原延子(蒔絵師)
いきいきとしたタッチの蒔絵・漆絵が新鮮です。愛嬌のあるアクセサリーも人気です。 アクセサリー、干支のぐい呑みシリーズ、カップ、お椀など
桐本泰一(木地屋)
毎日気軽に使える仕上げから、フォーマルな上塗り仕上げまで幅広くランチョンマット・折敷を揃えました。楕円・正方形・長方形・半月など形もサイズも豊富です。
こんなにランチョンマット類を一堂に展示する企画は他にはありません!他、酒器やうつわも幅広く展開しています。布みせ/拭漆/上塗りランチョンマットなど
高田晴之(椀木地師)
優しい繊細なラインが特徴です。イチョウの拭漆の器は木目が面白く、ビックリするくらいリーズナブルですので、早いもの勝ちです!イチョウ拭き漆鉢・ボール、ケヤキ拭き漆大鉢など
谷内直人(蒔絵師)
干支などをはじめとしした額装を展示しています。サビ漆や地の粉で盛り上げて、彫刻刀で彫り、銀彩で仕上げた立体的で迫力のあるパネルの数々です。店頭に展示されていないパネルもございますので、ご希望の方はお声掛けください。
山口浩美(蒔絵師)
女性ならではの繊細なラインでありながら、遊び心あふれるエッセンスが至るところに感じられます。重箱、小箱、ぐい呑みなど
■特典:お買上げいただいた方、先着50名様に輪島の美味しい美味しい「水塩」をプレゼントします!野菜の素材が引き立つ美味しい液体の塩です。
■10月4日(木)~8日(月)は、ギャラリーわいち代表の桐本泰一が在廊し、説明いたします。
※10月6日(土)のみ午後から在廊となります。
■6日(土)・7日(日)は本堅地、蒔地の工程見本椀なども展示し、各メンバーがどのように制作しているのかなど、桐本泰一がわかりやすくご説明します。