いつものうるし通信 第76号
2010.01.11



みなさん、あけましておめでとうございます。
おかげさまで昨年の2009年、なんとか乗り切ることが出来ました。
いろいろとお声掛けしていただいた企画、個展をすべてお引き受けし、東京スタッフを中心に、輪島工房の職人・スタッフと手分けして参加、開催してきました。

相変わらず輪島漆器産地からの木地受注品が激減したまま、木や漆の物件もほとんど無いままのたいへんな状況であることは間違いないのですが、「どうしようか」「どうこなそうか」『How・・・・・?』と考えがちになるところ、「いま、何をするべきか」『What・・・・・?』これを常に考えるようにしています。

輪島塗だけでなく、伝統工芸の業界は、モノを創り出す行動を起こす方々がだんだん少なくなって来ているようです。大変残念です。でも現実をしっかり見ようとも思っています。

「原点をみつめる」

・桐本の原点は何か・・・・。
・ものを創り出す意味は・・・・。
・人と人のつながりを再度大切に・・・・。
・知恵を集める・・・・・。
・発信すること・・・・・。

考えると、いろいろ出てきますね。
輪島工房内でも綿密なミーティングを繰り返しています。
様々な前向きな意見が出てきています。
すこしずつですが、発言があった内容を実践しています。

前にも書きましたが、好きなことで生活をしているので、自分がやりたいことを信じて、工房職人さん、協力していただいている外部の職人さん、東京スタッフ、そして家族と一緒に少しずつ前進していきたいと思います。

さて、桐本泰一が輪島に帰郷してから約20数年。
朴木地屋の弟子修行中のころからお世話になっている高森寛子さん。
高森さんが主宰するスペースたかもりさんをお借りして開催する輪島キリモト蔵出し企画のご案内です。

これまで約15年以上作り続けて来た漆製品、木製品が約600種類以上。昨年夏以降、「生産お休み」品を選定し、徐々に商品絞り込みを行ってきました。ただ単に絞り込みを行うだけではなく、新たな漆の需要を予想した新作を創作していかないといけません。

今回は、昨年秋以降でさらに生産お休みする漆の器などを中心に蔵出し企画で特別に30%OFFにて大放出いたします。毎日の暮らしで使えるうるしの掘り出し物を探しにいらっしゃいませんか?
たくさんの方のご来場をお待ちしております。

輪島キリモト・桐本木工所 桐本泰一


輪島キリモト・蔵出し企画 in スペースたかもり

●会場 スペースたかもり
    東京都文京区小石川5-3-15・302 〒112-0002
    TEL:03-3817-0654
●会期 2010年1月15日(金)~18日(月)※17日の日曜日も開店します。
●時間 11:00~18:00
生産休止の本堅地、蒔地の椀類いろいろ。小皿類。カップの一部。膳、皿。漆絵の器類。


■在廊について/1月15日(午前川島/午後桐本)16日(終日丸山)17、18日(終日桐本)
※予め来場日がお決まりの方はご一報いただけましたら、幸いです。



のページへ

前のページへ


いつものうるし通信
バックナンバー

▶ 2016年

▶ 2015年

▶ 2014年

▶ 2013年

▶ 2012年

▶ 2011年

▶ 2010年

▶ 2009年

▶ 2008年

▶ 2007年

▶ 2006年