いつものうるし通信 第77号
2010.01.21
昨年の秋以降、携帯メールを打つ自分の右手の位置がこれまでとは離れている事に気
がつきました。また、図面を描くと妙に目がぼお~とするなあ・・・・・と。
ついに来たようです。◎「老眼」◎
この世に生まれて、初めて「見えにくい!」ということを体験することになりました。
小学校からずっと、2.0でした。
おそらく3.0はあったとおもいます(?)
それほど良く見える眼だったのです。
見えにくいということは、ただでさえ落ちている集中力が持続しなくなりますね。
顔がとても大きいので目立ちませんが、眼はけっこう大きいのです。
しかし、夕方から夜になると、眼が小さくなっている気もします。
ショボショボになるのです。
ついにメガネ屋さんに行きます。
心配は、この大きな顔にあうフレームがあるのだろうか?ということです・・・。
寅年・年男の今年、もう一度、桐本の原点を探り、今の暮らしの中で、木と漆が当たり前になるような動きを開始しています。木のこと、木地のこと、漆のこと、漆器のこと、、、、、、。
そして桐本のこと。
今回初めての場所となります、ギャラリーMITATEさんでの企画展のご案内です。
昨年より、ディレクターの山田節子さん、MITATEのスタッフの方々といろいろと打ち合わせを重ねてきました。
桐本木工所が10~15年輪島漆器業界にむけて蓄材してきた「朴(ほお)」「あすなろ」を中心に、ヒバ、桐、杉などを生かした家具、インテリア小物、漆のパネルなどの新作をご紹介いたします。デザイナーの方々と一緒に創作してきた器、小物もご紹介いたします。
みなさまのご来場をお待ちしております。
輪島キリモト・桐本木工所 桐本泰一
輪島キリモト・桐本木工所「木とうるしの仕事」
●会期 平成22年1月26日(火)~ 2月7日(日) 11:00~19:00
※月曜定休(最終日は17:00まで)
●会場 ギャラリーMITATE
東京都港区西麻布3-16-28 ル・ベイン 1F
TEL:03-3479-3842
輪島キリモト・桐本木工所は、漆器木地業を生業としながら、今の暮らしで使って欲しいとの気持ちを込めた漆の器、小物などを創作しています。この度の企画展では、「木」と「うるし」を基本にした小型家具、インテリア小物、器をご紹介いたします。
あすなろの壁掛け鏡、うるしの天板、壁面棚、サイドテーブル、キッチンチェア、桐に「makiji」技法を使った軽いワークデスクなどをお披露目いたします。
■レセプションパーティー 1月26日(火) 18:30~20:30