第27号 2007.11.21
輪島も急に寒くなりました。
みなさまも風邪などひかれないように気をつけて下さい。
またまた今回もうれしい報告です。
本当にこういった受賞は励みになりますし、
このチャンスを今後にもつなげていきたいと思っています。
また、福岡での3人展が11月27日(火)からはじまります。
お近くの方はお立ち寄りいただけましたら幸いです。
輪島キリモト・桐本木工所 桐本泰一
「新日本様式100選」に「漆の蒔地シリーズ」が選定されました!
●「新日本様式」とは?
経済産業省の「新日本様式ブランド推進懇談会」の報告書によれば、「新日本様式」とは、現代の先端技術にもつながる我が国の伝統文化を現代生活の中で再評価し、今日的なフィルターを通した上で再提言を通じて確立されるものであり、素材を自然の命として尊び、引き継がれた知恵や技を大切にしつつ、常に新しい技術や文化を作り出す「たくみのこころ」、全体への責任意識をもちながら、個性を磨き、気品と気概のある生き方を求める「ふるまいのこころ」、そして異質な考えや新しいものを尊重しながら、自己を確立し、多様性と調和を重んじる「もてなしのこころ」の3つの「こころ」を「新日本様式」の定義としています。
●「新日本様式100選とは?」
「新日本様式」の活動の一つである「新日本様式」100選では、上記の「新日本様式」の定義をより具体的に発信するために、既に製品となっている商品、コンテンツ等を「新日本様式」の観点から評価するものです。
「新日本様式」100選の実施にあたっては、上記の3つの「こころ」をベースにおき、それらと先端技術との融合や現代生活への提案がされているもの、また日本の独自性やオリジナリティが表現され、同時に日本の国際競争力を高め産業振興に役立つものを各評議会委員の感性によって選出するものとします。
本年は、国内外へ発信した際に誰が見ても一目で「新日本様式」が理解できるものを選出することを目的としています。
●評議会委員の方から下記のように評価いただきました。
輪島キリモト「漆の蒔地シリーズ」
・贅沢な漆を日常の食卓に。
普段使いの食器としては高級な漆を、もっと身近な存在に変えるべく、桐本泰一氏が塗師と共同で開発した漆の食器シリーズ。良質な木地と漆を厳選し、漆器としての質感を出しながら、表面強度を高めた。そのおかげで金属のカトラリーを使用しても傷付きにくく、手入れも容易。常用の器として長く使える、新しい漆器の可能性を探っている。
2007年「新日本様式」100選展
同時開催 ~「新日本様式」三望展(ワークショップ成果発表展示会)~
●会期 2007年11月28日(水)~12月2日(日) 10:00〜17:00
●会場 東京国立博物館・表慶館2F
●主催 「新日本様式」協議会
●入場料 無料(東京国立博物館の入館料別途必要です。)
インテリアトレンドショー第26回JAPANTEX2007 特別出展
同時開催/2007東京国際家具見本市
●期間 11月21日(水)~11月24日(土)10:00〜18:00 ※最終日は17:00まで
●場所 東京ビッグサイト(西展示ホール)
●主催 社団法人日本インテリアファブリックス協会
●後援 経済産業省/ジェトロ/日本国際貿易促進協会
●入場料金 1,000円(税込)
■インテリアトレンドショー第26回JAPANTEX2007
師走のしつらえ 木と漆と苔「メイド・イン・ニッポンのモノカタリ」
●会期 2007年11月27日(火)~12月3日(月) 10:00〜20:00
●会場 三越福岡店・8階・リミックススタイル
福岡市中央区天神2-1-1
092-724-3111(大代表)
樹齢200年天然秋田杉にこだわる秋田大館の曲げわっぱ工房の柴田慶信。
現代のさまざまな暮らしに合った景色盆栽を創作する小林健二。
漆を今の暮らしの中で当たり前なモノとしていきたい輪島の桐本泰一。
こだわりの3人が、師走のしつらえをご紹介いたします。
気持ちのよい天然素材で新年を迎えませんか?
■トークショー:12月1日(金)、2日(土)14:00~ 「柴田 × 桐本」
■作家在店日:
柴田 11月27日(火)~12月3日(月)実演
桐本 11月29日(木)~12月2日(日)