第14号 2007.04.09
3月25日の能登半島地震以降、本当にたくさんの方々にお見舞いのメールやお電話をいただきました。本当にありがとうございます。みなさんから励ましていただき、気持ちが高まってきています。なんとかやっていけそうです。頑張りますので、今後とも応援よろしくお願いします。
先週の金、土曜日、職人さん達が全壊判定を受けたメイン倉庫からようやく木材料を運び出しました。早急に大工さんに修理をお願いして、木材仮置き場より戻す作業を行います。少しずつですが、体制を整えていっています。4月半ばからは本格稼働ができるようにしたいと思っています。
さて、今回は中目黒・燕花子別館さんでの個展が会期延長となりましたので、ご連絡致します。店主様、スタッフの皆様のご配慮で、輪島復興の応援として会期を延長して下さいました。
また、3月の末は臨時休業の日もあったようで、ご来店されがっかりされた方もいらっしゃると思います。大変申し訳ございませんでした。
輪島キリモト・桐本木工所 桐本泰一
「漆の間」urushi no ma 桐本泰一漆展
●会期延長 ~4月29日(日)13:00〜19:00 ※毎週月、火/休館日
●場所 燕子花 別館
東京都目黒区青葉台2-16-7
tel:03-3770-3401
漆を纏った壁や扉や襖は、隔てるものから寄り添うものへ、温もりの間に生まれ変わります。
桐本泰一は、輪島にて漆器木地業を生業として、漆の器、小物、家具などを同年代の職人さんたちと一緒に創作しています。また、漆を内装材として、生活空間で使う可能性も追い求めています。漆と天然異素材との組み合わせが、燕子花別館にてどのように表現されるのでしょうか。
床、扉、壁面装飾などへの可能性をご覧いただこうと思います。
器の展示もおこないます。
天井高がある空間、かすかな照明、、、、、うるしのパネルが不思議な表情を見せています。
まだ、ご覧になっていらっしゃらない方は是非この機会にご来店下さい。