いつものうるし通信 第41号
2008.07.24
梅雨も明け、うだるような蒸し暑い日が続いています。
真夏の上京の際は、普段寝床にしている「うるしの間(ショールーム)」の屋根裏スペースがあまりにも暑く、ビジネスホテルに避難しています。(クーラーはあるのですが、朝5時頃から30度近くになり、寝ていられないのです)
汗もでて痩せるかもしれませんが、その前に熱中症になりそうです。
東京の暑さは輪島とは違った人工的なじっとりとした「熱さ」ですね。
こんな季節にはきーんと冷えたかき氷がぴったり。
8月より個展を行う、大阪・舎林さんのDMには漆器にかき氷をてんこ盛りした写真を使いました。添付しましたので参照ください。
輪島キリモトのmakiji(蒔地)仕上げの器なら、かき氷を食べるときに金属スプーンも使えます。それくらい毎日気軽にお使いいただけるうるしをご紹介いたします。
関西でひさしぶりの個展開催です。ぜひお近くの方はお出かけください。
輪島キリモト・桐本木工所 桐本泰一
桐本泰一「 いつものうるし展 2 」
●期間 2008年8月1日(金)~8月10日(日) 11:00〜18:00
●会場 舎林(しゃりん)
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋2ー4ー41 〒545ー0052
tel&fax:06-6624-2531
ええっ、漆器にかき氷ですか!?」「金属のスプーンでも大丈夫なの?」
意外と思われるかもしれませんが、 輪島キリモトのmakiji(蒔地)は、輪島市内から産出される純度の高い珪藻土を焼成粉末にした地の粉と、漆だけを掛け合わせる蒔地技法を独自に応用したものです。
漆本来の質感を保ちながら表面硬度が高く、その活用範囲は、名刺入れなどの持ち歩く道具から、器、家具、建築内装材にまで広がります。お皿、お椀などは金属スプーンを使っても傷がつきにくい仕上げとなります。
■桐本泰一在廊日:8月9日(土)・10日(日)
■輪島キリモトスタッフ在廊日:8月3日(日)・4日(月)
※新築・新装はもちろんのこと、漆を使ったリフォーム、オーダ―家具などのご相談、ご質問にお答えいたします。