いつものうるし通信 第141号
2016.06.10

●日本橋三越店「男の道具 -漆の小物から家具まで- 」のご案内
●金沢店「MY スプーンを作ろう!! 」ワークショップのご案内
●輪島キリモト 桐本泰一の徒然日記



男の道具 - 漆の小物から家具まで -
2016年6月15日(水)〜21日(火)
10:30-19:30

会  場:日本橋三越本店 本館5階・和食器イベントスペース/東京都中央区日本橋室町1-4-1
お問合せ:03-3274-8527(和食器内 輪島キリモトまで)
桐本泰一在店日:6月19日(日)〜21日(火)


輪島キリモトの代表作の一つである「漆の名刺入れ」の新色となる「青」「緑」をはじめ、そろばんの珠をモチーフにシャープで安定感のある形が特徴の「珠型片口」を日本橋三越で初お披露目いたします。
他にも酒器やデスク周りの男性向けアイテムや、漆ならではのしっとりと気持ちのよい質感をもった家具もご覧いただけます。この機会に是非お立ち寄り下さい。


桐本泰一トークショー
6月19日(日) 14:00〜「オーダーできる木と漆の話」
木と漆の可能性、輪島塗や輪島のことなどをお話しします。
また、名刺入れの漆絵や特注家具のオーダー、お直しなどのご相談も承ります。
お気軽にどうぞ。




MYスプーンをつくろう!!
2016年7月2日(土)
①昼下がりの部 13:00から
②夕暮れの部  16:00から

会  場:輪島キリモト・金沢店/石川県金沢市茨木町56-3 鞍月舎C-1
お問合せ:076-254-0058/kanazawa@kirimoto.net
定  員:各回10名
料  金:お1人様 2,700円+実費 1,620円〜
講  師:輪島キリモト・久保田啓介
※参加をご希望の方は、金沢店へTELまたはMAILにてお申込みください。



輪島キリモト
桐本泰一の徒然日記
2016年6月10日 新緑の季節に新たな挑戦

じわりじわりと暑くなってきました。この7、8年前からの夏の気温は異常ですね。
暑過ぎる夏は漆の乾きを鈍らせるので仕上がりが不安定になりますが、気温と喧嘩するわけにもいかず、我慢の季節に突入です。


5月から6月にかけての能登半島。新緑が生き生きと、刳りもの木地で使う朴(ほお)の木は、葉が大きくなり、白い大きな花が芳香を放ちます。輪島工房のあるベテラン職人さんは、この季節になると「朴葉飯」を作って来てくれます。きな粉をまぶした御飯に朴葉の香がほのかに移り、ああ、夏が近づくなあと実感するのです。


さて、昨年より、異業種事業所からの工房見学・研修、交流事業打診などが少し増えているように感じます。iPhoneカバー木製パネルに漆塗、蒔絵、蒔地など施す事業。洋室にとけ込む仏壇。陶器の素地に漆塗=陶胎漆器。陶器タイルに漆塗。金属パーツと木を組み合わせたトレーや器。違う木材質を活かしながら輪島塗の小型家具を創るなど、、、。
輪島漆器産地が長年積み重ねてきた木地、素材、技法を、今の暮らしで使えるように応用する提案をしているのです。漆に似せた塗料を使うのではなく、ほんものの漆にこそ、活用の範囲が広がって行くのではないかなと思っています。


やったことが無いことばかりなので、打ち合わせも長くかかりますし、職人さんへの説明も大変ですが、ほんものの漆の「これからの可能性」に挑むのはとてもワクワクします。
そして、このワクワクを使うお客様にも伝えられるような「わかりやすい表現」の研究にも着手しました。どのように進めていくのか、一から考えていくのでとても楽しみです。漆の良さをさらにわかりやすくまとめていきたいと思います。すこし時間が必要なのですがお待ち下さいね。


▲ 朴の木▲ 朴の花



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