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モノ物語・コーヒーカップ




その1・木地〜下地編

「天然木」と「漆」と「布」と「珪藻土」、それがコーヒーカップの中身。

コーヒーカップ本体の木地コーヒーカップ持ち手の木地


①木地(木地)
コーヒーカップに使う木材は、長い間落ち着かせた良質な朴(ほお)やヒバ。
「持ち手」は、輪っか状の木地からスタートします

コーヒーカップの木地固め
②木地固め(きじがため)
表面を整えた木地に生漆(きうるし)をたっぷりと染み込ませます。
導管の中に漆が入ることで、強度が増します。

コーヒーカップ本体の布着せコーヒーカップ持ち手の布着せ

②布着せ(ぬのきせ)
糊漆で布を張り補強をします。
「本体」「持ち手」、それぞれ2回に分けて全体に布を張っていきます。
布着せをすることで割れにくくなり、後々傷んだ際には直すことができるのです。

コーヒーカップの下地つけ
③下地(したじ)
珪藻土を焼成粉末にした「輪島地の粉」と漆を掛け合わせた下地を全体につけていきます。
この「輪島地の粉」を使った下地を繰り返すことで、さらに強度が増し丈夫な漆器となります。

その2・中塗り〜完成編

たっぷりと漆を纏い、旅立ちの時を迎えます。

コーヒーカップの中塗りコーヒーカップの中塗研ぎ
④中塗り(なかぬり)と研ぎ
「本体」と「持ち手」、それぞれ中塗り用の漆を刷毛で塗ります。
塗って乾いたら、砥石や木炭で研ぎます。研ぐことで表面を整え、次の工程の準備をします。

コーヒーカップの接着準備コーヒーカップの接着
⑤接着
「本体」に「持ち手」を付けるための溝を彫り、「持ち手」は半分に切断。
ここで「本体」と「持ち手」を接着。手跡がつかないように、手袋をして作業をします。

漆を漉すコーヒーカップの上塗り
⑥上塗り(うわぬり)
上塗用の漆を漉してゴミを取り除きます。
作業する部屋も綺麗に掃除をして、チリやホコリがつかないようにします。
国産の漆をたっぷり塗って仕上げたコーヒーカップは、柔らかく心地良い感触をもたらします。

完成したコーヒーカップ

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